2020年度 2022.4.22更新(R8)
目次
概要

2020.7.29導入分(北陸鉄道・北鉄金沢バス・北鉄奥能登バス)

2020.10.2導入分(北陸鉄道)

車両解説
2020年度導入車の概要
●金沢地区
 2020年7月、県内特急バス(小松空港線)向けの新車として、北陸鉄道(株)に4両の新車が導入されました。同時に一般路線車においても北陸鉄道(株)、北鉄金沢バス(株)にそれぞれ3両ずつの新車が導入され、全車両が大型ノンステップバスでの導入となりました。
 石川県立図書館所蔵の【ほくてつ】2020年8月号によれば、7月29日に導入された事が記されています。

 続いて2020年10月には、県外高速バス(名古屋線)向けの新車として、北陸鉄道(株)に1両の新車が導入されました。石川県立図書館貯蔵の【ほくてつ】2020年11月号によれば、10月2日に導入された旨が記されています。

●能登地区
 2020年7月、県内特急バス向け(輪島特急線、珠洲特急線、珠洲宇出津特急線)の新車として、北鉄奥能登バス(株)に1両の新車が導入されました。同時に一般路線車において北鉄奥能登バス(株)に2両の新車が導入され、中型ノンステップバスと小型ノンステップバスそれぞれ1両ずつの陣容となりました。
 石川県立図書館所蔵の【ほくてつ】2020年8月号によれば、7月29日に導入された旨が記されています。

2020年7月29日導入分
型式写真

↑三菱エアロエース(2TG-MS06GP)
フルカラーLEDに変更された外見が目立つ。


↑日野ブルーリボン(2PG-KV290Q3)
外観こそ変化は無いが、運転席との仕切りが大型化されており、外からもその様子が伺える。

ナンバー設置箇所周りが凸のある形状となった。

↑日野レインボー(2KG-KR290J4)
KR290に関しては、社番フォント以外は2019年度と同様の外見となった。

大型のKV290と同様、ナンバー設置箇所回りが凸のある形状に。

↑日野ポンチョ(2DG-HX9JLCE)
社番フォントが変更され、宇都宮ボディと共通のフォントとなった。

他グループ会社で見られた「ノンステップバス」ロゴ貼り付けが無くなった一方、給油口には「燃料」「尿素」表記がされ、一目で判別しやすいデザインとなった。

新製車配置表
*全車ノンステップ仕様で導入*
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置登録ナンバー新製後の変化
20-455日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北鉄金沢バス 中央金沢200か786
20-456日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北鉄金沢バス 北部金沢200か787
20-457日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北鉄金沢バス 北部金沢200か826
20-458日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北陸鉄道 東部金沢200か788
20-459日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北陸鉄道 南部石川200か1104
20-460日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北陸鉄道 南部石川200か1105
30-461三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北鉄奥能登バス 輪島石川200か1109
30-462三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北鉄奥能登バス 飯田石川200か1110
30-463三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北鉄金沢バス 中央金沢200か790
30-464三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北陸鉄道 金沢金沢200か791
30-465三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北陸鉄道 金沢金沢200か792
30-466三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北陸鉄道 南部石川200か1108
20-467日野自動車ジェイ・バス 小松工場2DG-HX9JLCE北鉄奥能登バス石川200か1106
20-468日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2KG-KR290J4北鉄奥能登バス石川200か1107
社番シャーシメーカーボディメーカー車種新製配置登録ナンバー新製後の変化
20-455日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北鉄金沢バス 中央金沢200か786
20-456日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北鉄金沢バス 北部金沢200か787
20-457日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北鉄金沢バス 野々市石川200か1103
20-458日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北陸鉄道 東部金沢200か788
20-459日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北陸鉄道 南部石川200か1104
20-460日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2PG-KV290Q3北陸鉄道 南部石川200か1105
30-461三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北鉄奥能登バス 輪島石川200か1109
30-462三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北鉄奥能登バス 飯田石川200か1110
30-463三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北鉄金沢バス 中央金沢200か790
30-464三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北陸鉄道 金沢金沢200か791
30-465三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北陸鉄道 金沢金沢200か792
30-466三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造2TG-MS06GP北陸鉄道 金沢石川200か1108
20-467日野自動車ジェイ・バス 小松工場2DG-HX9JLCE北鉄奥能登バス石川200か1106
20-468日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場2KG-KR290J4北鉄奥能登バス石川200か1107

2020年10月2日導入分
型式写真

↑日野セレガ(2RG-RU1ESDA)
現行セレガとして初の赤帯となった。

エアロエースと同じく、非公式側、後側にも「HighwayExpress」のロゴ。
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置新製配置登録ナンバー新製後の変化
20-469日野自動車ジェイ・バス 小松工場2RG-RU1ESDA北陸鉄道 金沢左記同様金沢200か795


車両解説
□共通変更点
 2020年7月以降に導入された車両の変更点に関しては、管理人が確認できている変更点として、下記の内容が挙げられます。

○社番フォント変更(日野車のみ)
 ジェイ・バス製ボディにおいて、宇都宮と小松で共通のフォントに変更されました。フォントの角が丸い仕上げとなっているのが特徴的です。なお、三菱ふそうに関しては従来通りのフォントとなっています。
 
 
 
○フルカラーデジタル行先表示を採用(県内特急バス、県外高速バスのみ)
 県内特急バス、及び県外高速バス用の車両において、フルカラーデジタル行先表示が採用されました。


□三菱エアロエース トイレ無し4列 T字型窓(2TG-MS06GP)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2020年7月導入車の変更点に関しては、共通で変更されている点以外は、2019年5月導入車と同様と見解しています。


車両の動向
 準備中。

□日野セレガ トイレ付き4列 固定窓(2RG-RU2ESDA)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2020年10月導入車の変更点に関しては、管理人が確認できている変更点として、下記の内容が挙げられます。

○塗装変更
 近年導入されている三菱ふそう「エアロエース」と合わせ、赤帯に変更されました。現行の日野セレガとしては初の赤帯となり、日野製高速バスという括りで見ると、1998年12月導入の28-530以来となりました。

車両の動向
 準備中。

□日野ブルーリボン(2PG-KV290Q2)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2020年7月導入車の変更点に関しては、管理人が確認できている変更点として、下記の内容が挙げられます。

●EDSS設置+型式変更
 非常ボタン(EDSS)装備に伴い、型式が[KV290Q3]に変更されました。 
 ・リアガラスにて[平成28年排出ガス規制適合][平成27年 重量車燃費基準+5%達成]を示すステッカーあり。 
  ⇒上記のステッカー貼り付けを踏まえ、上記の形式であるものと見解。 
●テールランプ変更
 2019年12月導入の日野レインボーでの変更点が反映された形となりますが、日野製大型車としては初の仕様変更車となりました。
 ⇒[型式写真へリンク]
 ⇒[車両解説へリンク]
○運転台と通路の間に仕切り設置
 運転台と通路との仕切りとして、手すりと透明板で構成された大型タイプのものが設置。
○後面の登録ナンバー設置方法変更
 2019年12月導入の日野レインボーでの変更点が反映された形となりますが、2019年12月導入分と同様、周辺に凸が生じた構造に変更されました。
 詳細は下記リンクを参照下さい。
 ⇒[型式写真へリンク]
 ⇒[車両解説へリンク]
○車内スピーカーの位置変更
 今回導入分より、車内の中扉以後に設置されているスピーカーの位置が進行方向左側に変更されました。今まで導入されてきたKV290においては、進行方向右側に設置されている事を確認できている為、今回導入分での変更点で間違いないものかと思われます。
 [情報ご提供:83東金沢さん]

車両の動向
 準備中。



□日野レインボー(2KG-KR290J4)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2020年7月導入車の変更点に関しては、共通で変更された点以外は、2019年12月導入車と同様と見解しています。


車両の動向
 準備中。



□日野ポンチョ(2DG-HX9JLCE)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2020年7月導入車の変更点に関しては、共通で変更された点以外は、2019年8月導入車と同様と見解しています。

○表記変更
 後面の「ノンステップバス」ロゴ貼り付けが無くなった一方、右側側面の給油口にて「燃料」「尿素」表記がされるようになり、一目で判別しやすいデザインとなりました。

   
▲左:2020年度導入車、右:2019年度導入車以前(参考)

車両の動向
 準備中。



◆ミニコラム「半期報告書から年度別車両導入数を紐解く」
 2020年度前半の導入車両が記載されている半期報告書(第109期)には、下記の陣容となっている事が記されています。

・北陸鉄道㈱:6両 完了年月:2020年7月
・北鉄金沢バス㈱他:13両 完了年月:2020年9月

 同年5月~完了月にかけて導入された車両を鑑みると、下記の車両が該当するのではないかと見解しています。

○北陸鉄道㈱
 ・乗合20-458~460
 ・乗合30-464~466
○北鉄金沢バス㈱
 ・乗合20-455~457
 ・乗合30-463
○北鉄奥能登バス㈱
 ・乗合30-461, 462
 ・乗合20-467, 468
○加賀白山バス㈱
 ・乗合37-470(中古購入)
○北陸交通㈱
 ・貸切2051, 2052

 北陸鉄道㈱に関しては、上記6両で合致しているものと見解しております。しかし北鉄金沢バス㈱他に関しては、上記内容だと2両足りておりません。恐らく他に新車が導入された例が無い事を考えると、10月2日に北鉄金沢バス㈱へ導入された中型貸切10-168,169も含まれている可能性があるのではないかと考えられます。


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