2017年度 |
2023.5.22更新(11R) |
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2017年度導入車の概要
この年度に導入された車両に関しては、次に示す資料と、年度内に導入された車両を踏まえると、次の陣容になるものかと思われます。
・北陸鉄道(株)第106期 有価証券報告書
●金沢地区
2017年7月、県内特急バス、県外高速バスにおいて、次に示す通りの新車が導入されました。
・北陸鉄道㈱:県外高速バス(名古屋線、高山線)向け3両、県内特急バス(特急小松空港線)向け2両
また、同じ時期にして加賀白山バス(株)に中型ノンステップバスの新車が1両導入されています。
納車時期に関しては、いずれも公式資料より2017年7月6日である事が分かります。[資料1-1] 特急小松空港線用のみ流線型カラーが継続される流れとなりました。
同年11月、北陸鉄道(株)、北鉄金沢バス(株)にそれぞれ11両の新車が導入されました。いずれも納車時期に関しては、公式資料より2017年11月28日である事がわかります。[資料2]
翌年3月にも北陸鉄道(株)に2両の新車が導入され、石川ナンバー登録のKV290としては初のN尺となりました。納車時期に関しては、公式資料より2018年3月26日である事がわかります。[資料3]
●能登地区
2017年7月頃、北鉄奥能登バス(株)に中型ノンステップバスの新車が1両導入されました。納車時期に関しては、公式資料より2017年7月6日に納車された事が分かります。[資料1-2]
●加賀地区
2017年7月頃、加賀温泉バス㈱に中型ノンステップバスの新車が1両導入されました。納車時期に関しては、公式資料より2017年7月6日に納車された事が分かります。[資料1-3]
補足
2018.6.28発行の有価証券報告書にある【有形固定資産等明細書】の補足事項によれば、北陸鉄道(株)の路線車導入数が13両と記載されている為、翌年3月導入分も2017年度導入車に含まれている事が判断できます。
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型式写真
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↑日野レインボー(SKG-KR290J2) 加賀地区にも"新型レインボー"で登場。 "ノンステップバス"表記も従来通りの斜字ロゴでの仕上がりに。 |
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↑三菱"エアロエース"(QTG-MS96VP) 後部トイレ付4列 用途:名古屋線、新潟線 |
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Coming Soon ↑三菱"エアロエース"(QTG-MS96VP) トイレ無し4列(固定窓) 用途:高山線
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Coming Soon
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↑三菱"エアロエース"(QTG-MS96VP) トイレ無し4列(T字窓) 用途:特急小松空港線 こちらのみ流線形カラーで継続 |
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型式写真
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↑日野ブルーリボン(2DG-KV290N2) ゴシック体のノンステップ表記が目立つ。 更にヘッドライトがLEDへ変更された事に伴い、レンズの外観が変化 した。 |
※2019.8施工と思われるリアの所属表記貼付後 |
↑三菱エアロスター(2PG-MP38FM) 2017年度は全車、標準尺(M尺)で導入。 |
※2019.8施工と思われるリアの所属表記貼付後 |
⇒前年度からの仕様変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
<共通>
○正面に貼られていたノンステップバスの表記が、ロゴ形式から丸ゴシック体の白字表記に変更。
○非公式側の窓下部にて、白字ゴシック体の「ノンステップバス」のステッカーが貼られる。
○リアの「NONSTEP BUS」表記が廃される。
○車内確認用のミラーが増設。これに伴い、乗務員の名札差しが、正面内側の左側から前扉上に変更。
<日野>
●ヘッドライトがLEDへ変更。
○座席モケットが青ベースに、黄緑・薄赤・紺の曲線が入ったデザインに変更。
□2DG-KV290N2
●平成28年排出ガス規制適合(12t以上14t以下を示す重量燃費基準未達成)に伴い、型式名が[2DG-]に変更。
※リアの重量車燃費基準ステッカーが無い為、このように判断。
□2PG-KV290Q2
●平成28年排出ガス規制適合(14t以上を示す重量車燃費基準+5%達成)に伴い、型式名が[2PG-]に変更。
<三菱>
●平成28年排出ガス規制適合(重量車燃費基準+5%達成)に伴い、型式名が[2PG-]に変更。
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型式写真
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↑日野ブルーリボン(2DG-KV290N2) 北陸鉄道(株)の一般路線仕様の同型として、標準尺ボディが目新しい。 |
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⇒前回導入からの仕様変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
<日野>
○ドアが開いた際、運転席左側モニターにて中扉付近の映像が表示される仕様に。
○運行表を置くスペースに、専用スポットライトが設置され、乗務員が確認しやすくなるよう配慮がなされた。
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