2013年度導入車の概要
この年度に導入された車両に関しては、次に示す資料と、年度内に導入された車両を踏まえると、次の陣容になるものかと思われます。
・北陸鉄道(株)第102期 有価証券報告書
●金沢地区
2013年7月、県外高速バスにおいて、次に示す通りの新車が導入されました。
○北陸鉄道㈱
・県外高速バス向け3列仕様(夜行各線) 1両
・県外高速バス向け4列仕様(名古屋線向け)2両
納車時期は公式資料より7月25日である事がわかります。[資料1]
いずれも前年度と同じく、携帯電話が充電可能なコンセントを装備しています。この時の新車より、衝突軽減安全ブレーキ(AMB)搭載に伴い、前面ナンバープレートが右に寄ったスタイルになりました。
9月~10月頃には北鉄金沢バス(株)の県外高速バスにおいて、次に示す通りの新車が導入されました。[資料2]
○北鉄金沢バス(株)
・県外高速バス向け(富山線)4両
納車時期に関しては、公式資料には記載はありませんが、バスマガジンvol.71 にあるリストにて、2013年8月1日登録という記載があります。
コンセントに関しては、富山線向けとしては初めて全席への設置となりました。
11月には、路線車向けとして北陸鉄道(株)に9両、北鉄金沢バス(株)に16両の新車が導入されました。
納車時期に関しては、公式資料より2013年11月22日に納車された事が分かります。[資料3] 目新しい点として側面の行き先表示が戸袋窓に移設した点が挙げられます。
翌年3月~4月頃には、「城下まち金沢周遊」、県外高速バスにおいて、次に示す通りの新車が導入されました。
○北陸鉄道(株)
・県外高速バス向け(高山線)1両
・「城下まち金沢周遊」専用車4両
納車時期に関しては、公式資料には記載はありませんが、バスマガジンvol.71 にあるリストにて、「城下まち金沢周遊」が2014年2月20日登録、県外高速バスが2014年3月18日登録という記載があります。
これまで県内特急バスと同じ仕様となっていた高山線向けの新車ですが、同線用途としては初めて固定窓が採用されました。
●加賀地区
12月には、加賀温泉バス(株)にて中型ノンステップバスの新車が1両導入されています。なお、公式資料には導入された旨の記載はありませんが、バスマガジンvol.71 にあるリストにて、2013年12月18月登録という記載があります。
2014年2月1日発行の加賀市広報資料によれば、(一財)自治総合センターが行っている宝くじの収益によるコミュニティ助成事業を加賀市が活用のうえ、導入した旨が記載されています。[資料4] なお各資料を読み込むと、加賀市が1950万円を捻出する内、1000万円が(一財)自治総合センターからのコミュニティ助成金を受けている事が分かります。[資料5][資料6]
●能登地区
9月~10月頃には北鉄奥能登バス(株)の県内特急バスにおいて、輪島特急向けの新車が1両導入されました。[資料2] 納車時期に関しては、公式資料には記載はありませんが、バスマガジンvol.71 にあるリストにて、2013年8月5日登録という記載があります。
翌年1月には、北鉄奥能登バス(株)にて中型ノンステップバスの新車が1両導入されています。公式資料には導入された旨の記載はありませんが、バスマガジンvol.71 にあるリストにて、2014年1月7月登録という記載があります。 同車の導入にあたり、輪島市より補助金を受けていることが、同市発行の予算書にて記載されています。[資料7]
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型式写真 |
↑三菱ふそうエアロクイーン(QRG-MS96VP) ナンバーが右側にずれた仕様となったエアロクイーン第一陣。 |
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↑三菱ふそうエアロエース(QRG-MS96VP) 流線形カラーを持つエアロエースとしては、初の固定窓仕様に。 |
~Coming Soon~
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型式写真 |
↑三菱ふそうエアロエース(QRG-MS96VP) 衝突軽減安全ブレーキ(AMB)搭載仕様が輪島特急にも登場。 |
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↑日野セレガ(QPG-RU1ESBA) 開閉窓仕様の乗合用セレガが初登場。 |
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型式写真 |
↑日野ブルーリボンⅡ(QPG-KV234N3) 行先表示器が戸袋窓部分に移設された事により、側窓の開口面積が増加。 |
※2019.8施工と思われるリアの所属表記貼付後 |
↑日野ブルーリボンⅡ(QPG-KV234N3) 4年ぶりの導入となった標準尺ワンステップ。 |
※2019.8施工と思われるリアの所属表記貼付後 |
↑三菱エアロスター(QKG-MP35FM) 北陸鉄道(株) 金沢に2台のみ配置された、標準尺ワンステップ。 |
補助ブレーキランプ付きに標準尺という組み合わせは、2019年11月現在では金沢に配属された2台のみ。 |
新製車配置表(2013.11.22導入)
*三菱は全てワンステップ仕様で導入*
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⇒前年度からの仕様変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
<共通>
○側面行先表示が戸袋部分に移設。
<三菱>
○中扉以後の床板の構造が変更され、1段目の通路部分が2列目から4列目手前まで延長された。
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型式写真 |
↑日野レインボーⅡ(SKG-KR290J1) この年度の金沢地区以外で導入された新車は、2両ともノンステップ仕様に。 |
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⇒前年度からの仕様変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
ノンステップ仕様である事以外は、前年度導入車と同様と見解
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型式写真 |
↑日野ブルーリボンⅡ(QKG-KV234N3) 周遊仕様としては初の大型となり、レトロバスと同様の配色を彩る。 |
リアのみ貼り付けの社番も、ジェイ・バス宇都宮仕様ならではのシャープな仕上がりとなった。 |
~Coming Soon~ 三菱ふそうエアロエース(QRG-MS96VP)
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高山線用途としては初の固定窓に。
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新製車配置表
*「城下まち金沢周遊」用は全車ワンステップバス*
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