2003年度 |
2022.1.27更新(R9) |
2003年度導入車の概要
2003年7月、県外高速バス向けに3両の新車が導入されました。いずれも三菱ふそう製エアロクイーンのスーパーハイデッカーで、内訳は以下の通りです。
・北陸鉄道㈱
・県外高速バス3列仕様(新宿線、池袋線)2両
・県外高速バス4列仕様(名古屋線、京都線)1両
納車時期に関しては、公式資料によると3両とも7月14日に納車され、7月18日より運行開始したとの記載があります。[資料1] 県外高速バス向けの新車としては、実に4年7ヶ月ぶりとなりました。
2003年11月にはCNGノンステップバスの新車が1両導入されました。納車時期に関しては、前者が公式資料によると11月5日である事が分かります。金沢市や報道関係者向けの公開を経て、同月19日に営業運転を開始している事も明記されています。[資料2]
同じ時期にして、大型(中型長尺)ノンステップバスが4両導入されています。こちらの納車時期に関しては、公式資料によると11月10日である事がわかります。[資料3]
同年12月には中型ノンステップバスが3両導入されました。こちらの納車時期に関しては、公式資料によると12月4日である事がわかります。四十万線などで運用されている事も明記されています。[資料4]
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2003年11月導入分(大型CNG:11月5日導入 大型:11月10日導入)
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型式写真
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↑UA(KL-UA452NAN改) 北鉄グループ初のCNG搭載となった13-625 前面の形態において、ガラス下部分が折れ曲がった形態となる【B-Ⅱ型】も北鉄では初採用となった。 [画像ご提供:もりさけてんさん]*転載はご遠慮願います
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~Coming Soon(撮れずじまいの可能性あり)~
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↑日野レインボーHR(KL-HR1JNEE) 中扉の上半分が、窓周りに合わせた黒色処理となった
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※加賀地区への移籍に伴うホイール無塗装化後
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前年度からの仕様変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
<日産ディーゼル工業>※RMの基本的な仕様との差異を記載
○前面の形態において、前面ガラス下部分の右半分が折れ曲がっている【B-Ⅱ型】を採用。
⇒日野レインボーHRと同様のスタイル。結果的に北鉄グループで同型前面が採用されたのは、この1両のみに。
○大型ノンステップであるゆえ、前扉にグライスライドが採用され、中扉は引き戸を採用。
○優先席は2+2で区分された横向き。 モケットは通常の座席と同様、薄紫の模様入りであり、上部分に黄色カバー取り付け。
○タイヤハウス上・中扉より後ろの2人掛けに関しては、HRと同様にハイバックシートを採用。
<日野>
○基本的には前年度導入の22-612,613の仕様を踏襲。但し、下記の相違点あり。
・中扉の上半分が、窓周りの黒処理に合わせて黒塗装に変更。
・前扉~中扉間にある非公式側の手すり1箇所にて、窓側に向けて降車ボタンが配置されていたのを通路側に向けた配置に統一。
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2003年12月8日導入分
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~Coming Soon~ ↑スペースランナーRM(KK-RM252GAN改) 前年度に続き、中扉にグライスライドドアを採用。 |
~Coming Soon~
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前年度からの仕様変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
<日産ディーゼル工業>
※特にないように見受けられる。
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参考資料
[資料1]北陸鉄道㈱社内報「ほくてつ」2003年8月号(石川県立図書館所蔵)
[資料2]北陸鉄道㈱社内報「ほくてつ」2003年11月号(石川県立図書館所蔵)
[資料3]北陸鉄道㈱社内報「ほくてつ」2003年12月号(石川県立図書館所蔵)
[資料4]北陸鉄道㈱社内報「ほくてつ」2004年1月号(石川県立図書館所蔵)
[資料5]㈱ぽると出版 バスラマインターナショナル 117
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