2014年度 2022.10.15更新(6R)
目次
概要

2014.8.6導入分(北陸鉄道)

2014.11.26導入分(北陸鉄道・北鉄金沢バス)

2015.2.19導入分(北鉄能登バス)

車両解説

参考資料

2014年度導入車の概要
●金沢地区
 2014年8月、北陸鉄道㈱の県外高速バス(名古屋線)向けに2両の新車が導入されました。導入時期に関しては、各資料より2014年8月6日に導入された事が分かります。[資料1][資料2]

 
 2014年11月、北陸鉄道(株)に10両、北鉄金沢バス(株)に12両の新車が導入されました。石川県立図書館所蔵の【ほくてつ】2014年12月号を開くと、2014年11月26日に導入された事が分かります。

●能登地区
 2015年2月、北鉄能登バス(株)にて1両の新車が導入され、北陸新幹線開業に伴って利用者増加が見込まれる和倉線を中心に運行が開始されました。車種は中型ワンステップバスとなっております。

 導入された旨が記載されている石川県立図書館所蔵の【ほくてつ】4月号によると、2月19日に導入され、同日に北鉄能登バス(株) 七尾営業所構内にて安全祈願が実施されたようです。
2014年8月6日導入分
型式写真


↑三菱ふそうエアロエース(QRG-MS96JP)

~Coming Soon~

新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置新製配置登録ナンバー新製後の変化
34-255三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QRG-MS96JP北陸鉄道 金沢左記同様金沢200か551
34-256三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QRG-MS96JP北陸鉄道 金沢左記同様金沢200か552

2014年11月26日導入分
型式写真


↑日野ブルーリボンⅡ(QPG-KV234L3)
北鉄金沢バス(株) 北部のみに、北鉄グループでは珍しい大型短尺が配置。



↑三菱エアロスター(QKG-MP38FM)
北鉄初となるMP38、今回導入では北陸鉄道(株) 金沢と南部へ配置。



ワンステの側窓をそのまま下方へ拡大させた仕様が、北鉄にも登場。
※ウインドバイザー取り付け後

↑三菱エアロスター(QKG-MP35FP)
従来のワンステボディを保ちつつ、シャープな顔つきとなった。



新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置新製配置登録ナンバー新製後の変化
24-260日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234L3北鉄金沢バス 北部左記同様金沢200か559
24-261日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234L3北鉄金沢バス 北部左記同様金沢200か560
24-262日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234L3北鉄金沢バス 北部左記同様金沢200か561
24-263日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234N3北鉄金沢バス 中央左記同様金沢200か562
24-264日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234N3北鉄金沢バス 中央左記同様金沢200か563
24-265日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234N3北鉄白山バス北鉄金沢バス 野々市石川200か859
24-266日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234N3北鉄金沢バス 北部北鉄金沢バス 野々市金沢200か815
34-267三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP35FP北鉄金沢バス 北部左記同様金沢200か566
34-268三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP35FP北鉄金沢バス 中央左記同様金沢200か567フォグランプLED化施工
34-269三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP35FP北鉄金沢バス 中央左記同様金沢200か568
34-270三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP35FP北鉄金沢バス 北部北鉄金沢バス 南部金沢200か822フォグランプLED化施工
34-271三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP35FP北鉄金沢バス 北部北鉄金沢バス 南部金沢200か823フォグランプLED化施工
24-272日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234N3北陸鉄道 金沢左記同様金沢200か564
24-273日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234N3北陸鉄道 金沢左記同様金沢200か565
24-274日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234N3北陸鉄道 南部左記同様石川200か861フォグランプLED化施工
24-275日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場QPG-KV234N3北陸鉄道 南部左記同様石川200か862フォグランプLED化施工
34-276三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP38FM北陸鉄道 金沢左記同様金沢200か569フォグランプLED化施工
34-277三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP38FM北陸鉄道 金沢左記同様金沢200か570フォグランプLED化施工
ドアチャイムがオージ製へ変更
34-278三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP38FM北陸鉄道 南部左記同様石川200か865フォグランプLED化施工
34-279三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP38FM北陸鉄道 南部左記同様石川200か866フォグランプLED化施工
34-280三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP35FP北陸鉄道 東部左記同様金沢200か571
34-281三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造QKG-MP35FP北陸鉄道 東部左記同様金沢200か572

2015年2月19日導入分
型式写真

↑日野レインボーⅡ(SKG-KR290J1)
前扉ガラス支持が変更されたのが目新しい。


新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置新製配置登録ナンバー新製後の変化
25-282日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場SKG-KR290J1北鉄能登バス 七尾左記同様石川230あ282


車両解説
□共通変更点
 2015年12月以降に導入された車両の変更点に関しては、管理人が確認できている変更点として、下記の内容が挙げられます。
○中扉の開閉お知らせ音声変更
 周遊仕様の248~251に続き、泰平電気製のチャイム+音声入り仕様に変更されました。
○中扉車内側の装着追加
 戸当たり付近に黄色いテープが追加されました。
○座席縁の取っ手
 従来では黒色だったのが、オレンジに変更されました。

□三菱エアロエース 後部トイレ付4列 固定窓(QRG-MS96JP)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2014年7月導入車に関しては、石川県立図書館貯蔵の【ほくてつ】2014年8月号によると、下記の内容が記載されています。

○各列の窓下にコンセントを装備
○イオン発生機を装備(小松空港線用のみ)

 記載されている内容以外にも、管理人が確認できている変更点として、下記の内容が挙げられます。
●排ガス規制記号
 下記の基準達成により、[QRG-]に変更されました。
 ・平成21年基準排ガス10%(NOx10%+PM10%)低減
  →1文字目に「Q」が適用。
 ・平成27年燃費基準+10%達成
  →2文字目に「R」が適用。
○乗客定員
 小松空港線用のみ、前年度導入分の53人から58人に増加しました。その為、座席配列が下記のように変更されています。

 前回導入分:4列×10+5人掛け(全列に補助席設置)
 今回導入分:4列×11+5人掛け(全列に補助席設置)
 ※前側左2人分(1AB)は荷物スペースの為、座席無し

配置における傾向
 2014年に導入されてから、名古屋線でほぼ一貫して活躍しており、2021年。


□三菱ふそう"エアロスター"(QKG-MP38FM、QKG-MP35FP)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2014年11月に導入された車両の変更点に関しては、管理人が確認できている変更点として、下記の内容が挙げられます。

●モデルチェンジ
 前面の形態が変更され、ライトの素材がHID(ディスチャージライト)へ変更されました。
 

車両の動向
 三菱エアロスターにモデルチェンジが施され、この年度はワンステップとノンステップの両方が導入されました。特に北陸鉄道(株)に配置された新顔MP35ワンステップは、2019年11月現在、この年度に東部へ配置された2台のみであり、少数派に留まっております。

 一方、ノンステップ仕様についても、翌年度からは前扉上に電灯が取り付けられた為、前扉上がフラットな形状になっているのは、この年度のみの特徴的な箇所であるとも言えるでしょう。



▲ライトアップされた金沢城をバックに、終点へ一直線!
2018.3撮影

□日野"ブルーリボンⅡ"(QPG-KV234N3)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2014年11月に導入された車両の変更点に関しては、管理人が確認できている変更点として、下記の内容が挙げられます。

○デイライト設置
 前面のヘッドライト間に設置され、日野製一般路線車としては初の装備となりました。
 
○前扉の窓支持が変更
 前面のヘッドライト間に設置され、日野製一般路線車としては初の装備となりました。
 

車両の動向
 全てノンステップでの導入となりました。特に北部には短尺が配置され、北鉄グループの大型として希少な短尺での導入となりました。翌年度からはモデルチェンジされてKV290となった為、結果的にデイライトを装備したKV234は、この年度独自の仕様となりました。



□日野"レインボーⅡ"(SKG-KR290J1)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2015年2月に導入された車両の変更点に関しては、管理人が確認できている変更点として、下記の内容が挙げられます。

○前扉の窓支持が変更
 前面のヘッドライト間に設置され、日野製一般路線車としては初の装備となりました。
 

車両の動向
 この年度は北鉄能登バス(株)向けに1両のみ導入された事に留まりましたが、前扉のガラス支持が変更された"レインボーⅡ"はこの1両のみとなった為、他車との識別点になっております。なお、翌年度の一般路線向け日野製中型車の導入はなく、2016年5月6日にフルモデルチェンジされた為、この時が"レインボーⅡ"最終増備車となりました。




参考資料
[資料1]北陸鉄道㈱社内報「ほくてつ」2014年9月号(石川県立図書館所蔵)

[資料2]北國新聞 2014年8月7日朝刊 P5


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