2009年度 |
2020.10.25更新(R5) |
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2009年度導入車の概要
●金沢地区
第1陣の導入としては2009年4月16日、路線車向けとしてほくてつバス(株)に5両の新車が導入され、いずれもふそうワンステップでの導入となりました。
続いて2009年11月に北陸鉄道・ほくてつバス(株)にそれぞれ8両ずつ導入され、この時の導入では3メーカー全ての導入となりました。
また、導入時の内容が記載されている石川県貯蔵の【ほくてつ】2009年12月号には「一部車両の吊手形状が変更」という記述がありますが、
該当車両は補助ブレーキランプ・デイライトが先行的に採用された、日産ディーゼル工業"スペースランナーA"のみでの採用となっているようです。
なお、導入日に関しては【ほくてつ】には記載されておりませんが、バスマガジン vol.71記載のリストによれば11月中旬~下旬にかけて登録されている記載があり、かつ北國新聞においても2009年11月29日発行の朝刊にて、11月28日までに導入された旨が記載されている事を踏まえ、当サイト上では2009年11月導入としております。
更に翌年2010年1月には、中型車がグループ内で3両導入され、金沢地区には北鉄金沢中央バス(株)、加賀白山バス(株)に1両ずつ配置されました。この時に導入された中型車はいずれも日野であり、前面が"赤面"スタイルとなっております。こちらについても、石川県貯蔵の【ほくてつ】には導入日の記載がありませんが、バスマガジン vol.71記載のリストによれば1月22日登録との記載がある為、当サイト上では2010年1月導入としております。
石川県貯蔵の【ほくてつ】には2009年4月16日分が2009年5月号、2009年11月導入分が2009年12月号、2010年1月導入分が2010年3月号に記載されております。
●能登地区
2010年1月、北鉄奥能登バス(株)に中型ノンステップバスが1両導入されました。
石川県貯蔵の【ほくてつ】には導入日の記載がありませんが、バスマガジン vol.71記載のリストによれば1月22日登録との記載がある為、当サイト上では2010年1月導入としております。
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型式写真 |
↑三菱"エアロスター"(PKG-MP35UM) |
※2019.8施工と思われるリアの所属表記貼付後 |
社番 | シャーシメーカー | ボディメーカー | 車種 | 現行配置 | 新製配置 | 登録ナンバー | 新製後の変化 |
39-838 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄金沢バス 中央 | ほくてつバス 北部 | 金沢200か368 | |
39-839 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄金沢バス 北部 | ほくてつバス 北部 | 金沢200か369 | |
39-840 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄金沢バス 北部 | ほくてつバス 北部 | 金沢200か370 | |
39-841 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北陸鉄道 南部 | ほくてつバス 南部 | 石川200か608 | フォグランプLED化施工 |
39-842 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄金沢バス 野々市 | ほくてつバス 南部 | 金沢200か609 | |
⇒前回導入分からの仕様変更点
<共通>[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
特に無し
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型式写真 |
↑三菱"エアロスター"(PKG-MP35UM) |
※2019.8施工と思われるリアの所属表記貼付後 |
↑日野"ブルーリボンⅡ"(PKG-KV234N2)
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※2019.8施工と思われるリアの所属表記貼付後 |
↑日産ディーゼル"スペースランナーA"(PKG-AP35UP)
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補助ブレーキランプの設置により、リアの印象が変わった。 |
新製車配置表
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*三菱は全てワンステップ仕様で導入*
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社番 | シャーシメーカー | ボディメーカー | 車種 | 現行配置 | 新製配置 | 登録ナンバー | 新製後の変化 |
39-857 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北陸鉄道 南部 | ほくてつバス 南部 | 石川200か648 | |
39-858 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄白山バス | ほくてつバス 南部 | 石川200か650 | |
39-859 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄金沢バス 中央 | ほくてつバス 南部 | 金沢200か814 | |
39-860 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄金沢バス 北部 | ほくてつバス 北部 | 金沢200か400 | |
39-861 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄金沢バス 北部 | ほくてつバス 北部 | 金沢200か401 | |
39-862 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北鉄白山バス | ほくてつバス 北部 | 石川200か844 | |
29-863 | 日野自動車 | ジェイ・バス 宇都宮工場 | PKG-KV234N2 | 北鉄金沢バス 北部 | ほくてつバス 北部 | 金沢200か395 | |
29-864 | 日野自動車 | ジェイ・バス 宇都宮工場 | PKG-KV234N2 | 北鉄金沢バス 中央 | ほくてつバス 北部 | 金沢200か396 | |
39-865 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北陸鉄道 金沢 | 左記同様 | 金沢200か392 | |
39-866 | 三菱ふそうバス製造 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-MP35UM | 北陸鉄道 金沢 | 左記同様 | 金沢200か393 | |
29-867 | 日野自動車 | ジェイ・バス 宇都宮工場 | PKG-KV234N2 | 北鉄白山バス | 北陸鉄道 東部 | 石川200か1050 | 2018.12 北陸鉄道 東部→ 加賀白山バスへ移籍 |
29-868 | 日野自動車 | ジェイ・バス 宇都宮工場 | PKG-KV234N2 | 北陸鉄道 東部 | 左記同様 | 金沢200か398 | |
29-869 | 日野自動車 | ジェイ・バス 宇都宮工場 | PKG-KV234N2 | 北陸鉄道 東部 | 左記同様 | 金沢200か399 | |
19-870 | 日産ディーゼル工業 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-AP35UP | 北陸鉄道 東部 | 左記同様 | 金沢200か394 | |
19-871 | 日産ディーゼル工業 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-AP35UP | 北陸鉄道 南部 | 左記同様 | 石川200か640 | |
19-872 | 日産ディーゼル工業 | 三菱ふそうバス製造 | PKG-AP35UP | 北陸鉄道 南部 | 左記同様 | 石川200か641 | フォグランプLED化施工 |
⇒前回導入分からの仕様変更点
<共通>[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
特に無し
<日産ディーゼル>
○ヘッドライト間にデイライトを設置。
○リアに補助ブレーキランプが取り付けられる。
○吊手の形状が五角形(都営バスの2007年度(R代)以降に採用されたものと同形態)へ変更。
○中扉以後の床板の構造が変更。座席が全て2段目に設置され、1段目が通路形式で2列目まで続く形態となった。
○中扉以後の座席配置が見直され、着席定員増加を重視した2人掛け4列に変更。
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型式写真 |
↑日野"レインボーⅡ"(PDG-KR234J2)
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※能登地区移籍後のホイール無塗装化後 |
社番 | シャーシメーカー | ボディメーカー | 車種 | 現行配置 | 新製配置 | 登録ナンバー | 新製後の変化 |
20-874 | 日野自動車 | ジェイ・バス 宇都宮工場 | PDG-KR234J2 | 北鉄奥能登バス | 北鉄金沢中央バス | 石川200か936 | 2016.8 北鉄奥能登バスへ移籍 |
20-875 | 日野自動車 | ジェイ・バス 宇都宮工場 | PDG-KR234J2 | 加賀白山バス | 加賀白山バス 鶴来 | 石川200か654 | |
20-876 | 日野自動車 | ジェイ・バス 宇都宮工場 | PDG-KR234J2 | 北鉄奥能登バス | 左記同様 | 石川200か655 | |
コメント
この年度に導入された日野・三菱ふそうの車両に関しては、基本的に前年度導入分の仕様が踏襲されております。
一方、日産ディーゼルに関しては先行的に五角形吊手の採用や、デイライトが導入され、この仕様変更に関しては後の三菱ふそうの純正車にも採用される流れとなりました。また、三菱ふそうボディの車両としては、2007年度導入車以来となる中扉以降の座席配列に2人掛け4列が採用され、以降のふそう長尺ボディのスタンダードとなりました。
また、北鉄金沢中央バス(株)では2006年度以来の日野製新車(20-874)が導入され、同社配置のHRの流れを汲むかのように"赤面"スタイルとして登場しております。
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