2006年度 2022.5.22更新(16R)
目次

概要

2006.5導入分(七尾バス)

2006.7導入分(小松バス)

2006.9導入分(ほくてつバス)

2006.10導入分(ほくてつバス)

2006.11導入分(北陸鉄道・北鉄金沢中央バス・加賀白山バス)

2007.1導入分(能登西部バス)

2006年度導入車の概要
●金沢地区
 第1陣の導入としては2006年9月、路線車向けとしてほくてつバス(株)に8両の新車が導入され、いずれもワンステップバスとなりました。

 翌月の10月には、北鉄グループの一般路線仕様としては初の金沢ナンバー登録となったノンステップバス2両が導入されました。この時に導入された車両に関しては、石川県立図書館所蔵の【ほくてつ】には記載されておりませんが、登録時期に関しては、バスマガジン vol.71記載のリストによると2006年10月16日との記載があります。納車から運行開始まで一連の流れを目撃していたうめぽんさんによると、同月17日に北部営業所へ納車され、その翌日には運行を開始していたようです。

 11月には北陸鉄道(株)に7両、北鉄金沢中央バス(株)に2両、加賀白山バス(株)に1両されました。こちらに関しては、石川県立図書館所蔵の【ほくてつ】には北陸鉄道(株)導入の7両分のみ記載されております。

 石川県立図書館所蔵の【ほくてつ】には2006年9月導入分が2006年10月号、2006年11月の北陸鉄道(株)導入分が2006年12月号に記載されております。

●能登地区
 2006年5月、七尾バス㈱(現:北鉄能登バス㈱ 七尾営業所)に中型ノンステップバスが1両導入されました。更に翌年1月、能登西部バス(株) 羽咋営業所に中型ノンステップバスが1両導入され、後山線などで運用が開始されました。

●加賀地区
 2006年7月、小松バス㈱(現:北鉄加賀バス㈱ 小松営業所)に中型ノンステップバスが1両導入されました。北國新聞7月25日朝刊にて、石川県と小松市から2006年度特例生活路線購入補助金の交付を受けたうえ、導入された旨が記載されています。

関連記事:2005年度・2006年度導入車における車内ディティール比較
2006年5月導入分
型式写真

↑日産ディーゼル"スペースランナーRM"
※ラッピング解除後
グループ再編に伴う社番変更後


新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置登録ナンバー新製後の変化
16-791日産ディーゼル工業西日本車体工業PB-RM360GAN北鉄能登バス 七尾石川200か427
社番シャーシメーカーボディメーカー車種新製配置登録ナンバー特徴
1612日産ディーゼル工業西日本車体工業PB-RM360GAN七尾バス石川200か427


2006年7月導入分
型式写真

↑日野"レインボー"(PB-HR7JHAE)
中型ボディでの「小松バス株式会社」という表記が目新しい


新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置登録ナンバー特徴
695日野自動車ジェイ・バス小松工場PB-HR7JHAE北鉄加賀バス 小松石川230あ622
社番シャーシメーカーボディメーカー車種新製配置登録ナンバー新製後の変化
622日野自動車ジェイ・バス小松工場PB-HR7JHAE小松バス石川230あ622


2006年9月導入分(三菱ふそう:2006年9月21日、日野:2006年9月25日)
型式写真

↑三菱"エアロスター"(PJ-MP35JM)
2006年1月施工の保安灯火基準改正に伴い、フォグランプが小型化。

同基準の改正に伴い、補助ウインカーランプがウインカーランプの下部分に移設。

↑日野"ブルーリボンⅡ"(PJ-KV234N1)
前扉上部分の黒塗装が廃された点が、昨年度導入車との識別点となっている。

非公式+リアに関しては目立った変化は見られず。

新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置新製配置登録ナンバー新製後の変化
36-660三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造PJ-MP35JM北鉄白山バスほくてつバス 南部石川200か4522022.4 北鉄金沢バス 野々市→
北鉄白山バスへ移籍
36-661三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造PJ-MP35JM北鉄白山バスほくてつバス 南部石川200か4532022.4 北鉄金沢バス 野々市→
北鉄白山バスへ移籍
36-662三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造PJ-MP35JM北鉄能登バス 七尾ほくてつバス 南部石川200か4542020.4 北鉄能登バス 富来→
北鉄能登バス 七尾へ移籍
36-663三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造PJ-MP35JM北鉄能登バス 羽咋ほくてつバス 北部石川200か11262020.12 北鉄金沢バス 北部→
北鉄能登バス 羽咋へ移籍
36-664三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造PJ-MP35JM北鉄金沢バス 北部ほくてつバス 北部金沢200か59
26-665日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場PJ-KV234N1北鉄金沢バス 北部ほくてつバス 北部金沢200か61
26-666日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場PJ-KV234N1北鉄能登バス 羽咋ほくてつバス 北部石川200か11232020.10 北鉄金沢バス 北部→
北鉄能登バス 羽咋へ移籍
26-667日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場PJ-KV234N1北鉄金沢バス 北部ほくてつバス 北部金沢200か64


2006年10月導入分
型式写真

↑三菱"エアロスター"(PJ-MP37JM)
北鉄グループのエアロスターノンステップとしては、初の引き戸仕様となった。

エンジンの仕様変更につき、非常扉直後の固定窓が小型化した仕様が北鉄グループにも登場。

新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置新製配置登録ナンバー新製後の変化
36-668三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造PJ-MP37JM北鉄金沢バス 北部ほくてつバス 北部金沢200か7992021.4
北陸鉄道 南部→
北鉄金沢バス 北部へ移籍
36-669三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造PJ-MP37JM北鉄金沢バス 北部ほくてつバス 北部金沢230あ2


2006年11月導入分
型式写真

↑三菱"エアロミディ"(PA-MK27FM)
加賀白山バス(株)では初のスモークガラス装備車となった。

同車種としては、初の番号灯囲い設置車となった。

↑日野"レインボー"(PK-HR7JPAE)
流線形のHR長尺として初の"赤面"となった。

基本的には前年度に同社が購入した66-019,20の流れを汲む。

↑日野"ブルーリボンⅡ"(PJ-KV234N1)
※ラッピング解除後
北鉄グループ初となったブルーリボンⅡノンステップは、北陸鉄道(株)に2両の導入となった。

※ラッピング解除後
※能登地区移籍に伴うホイール無塗装化後
最後部の固定窓が段違いとなっているのが特徴。

↑日野"ブルーリボンⅡ"(PJ-KV234N1)
北陸鉄道(株)導入分は、従来の標準ガラス+カーテン付きを継承。

乗降中表示灯は、「乗降中」のみ表示する小型タイプが採用され、ほくてつバス(株)導入分とは意匠が異なる。

↑日産ディーゼル"スペースランナーRA"(PKG-RA274PAN)
10年ぶりの導入となった長尺ワンステップ。

大型のRAにおいても日産"シビリアン"のテールライトを採用。

新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置新製配置登録ナンバー新製後の変化
36-677三菱ふそうバス製造三菱ふそうバス製造PA-MK27FM北鉄金沢バス 中央加賀白山バス金沢200か735引退の可能性高い
26-683日野自動車ジェイ・バス 小松工場PK-HR7JPAE北鉄金沢バス 中央北鉄金沢中央バス金沢200か21引退の可能性高い
26-684日野自動車ジェイ・バス 小松工場PK-HR7JPAE北鉄金沢バス 中央北鉄金沢中央バス金沢200か222020.11
北陸鉄道 東部→
北鉄金沢バス 中央へ移籍
26-687日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場PJ-KV234N1加賀温泉バス北陸鉄道 金沢石川200か10322018.8
北陸鉄道 東部→
加賀温泉バスへ移籍
26-688日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場PJ-KV234N1北鉄能登バス 七尾北陸鉄道 金沢石川200か10512019.2
北陸鉄道 金沢→
北鉄能登バス 七尾へ移籍
26-689日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場PJ-KV234N1北鉄能登バス 羽咋北陸鉄道 東部石川230あ6892014.4
北陸鉄道 金沢→
北鉄能登バス 羽咋へ移籍
26-690日野自動車ジェイ・バス 宇都宮工場PJ-KV234N1北鉄能登バス 羽咋北陸鉄道 東部石川200か9592017.1
北陸鉄道 東部→
北鉄能登バス 富来へ移籍
16-691日産ディーゼル工業西日本車体工業PKG-RA274PAN北鉄能登バス 羽咋北陸鉄道 南部石川200か4662019.11
北鉄能登バス 七尾→
北鉄能登バス 富来へ移籍
16-692日産ディーゼル工業西日本車体工業PKG-RA274PAN北鉄能登バス 羽咋北陸鉄道 南部石川200か4672022.5
北鉄奥能登バス→
北鉄能登バス 羽咋へ移籍
16-693日産ディーゼル工業西日本車体工業PKG-RA274PAN北鉄白山バス北陸鉄道 南部石川200か468


2007年1月導入分
型式写真

↑日産ディーゼル"スペースランナーRM"(PK-JP360GAN)
西工ボディとしては初のスモークガラス装備車となった。
~Coming Soon~

新製車配置表
社番シャーシメーカーボディメーカー車種現行配置新製配置登録ナンバー新製後の変化
87-702日産ディーゼル工業西日本車体工業PK-RM360GAN北鉄能登バス 羽咋能登西部バス 羽咋石川230あ702

車両解説
□日産ディーゼル スペースランナーRM(PB-RM360GAN)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 七尾バス㈱導入分に関しては、基本的には2005年導入分の仕様を踏襲しているものと見解しています。
 一方、能登西部バス㈱導入分に関しては、ほくてつバス㈱などで採用されていた新機軸が盛り込まれています。管理人が確認できている内容は次の通りです。

○標準仕様ノンステップバス適合
 ボディが三菱ふそうバス製造によるものに変更となり、ブランド名が「スペースランナーA」となりました。これは三菱ふそうと日産ディーゼル工業との相互OEMが開始された事に起因しています。
○スモークガラス採用
 西工ボディの車両において、グループ内で先陣を切り、初のスモークガラス装備車となりました。
○降車ボタン変更
 降車ボタンにおいて、当時の最新型であったWS-260、WS-262の組み合わせに変更されました。なお、こちらも西工ボディでは先陣を切っての採用となりました。

車両の動向
 前年度に続き、七尾バス㈱にRMノンステが導入され、2年連続で西工ボディの新車が選ばれる流れとなりました。但し、翌年度よりレインボーⅡが導入されるようになった為、西工の新車が配置されるのは、この時が最後となりました。

 能登西部バス㈱導入分に関しては、同社において2002年導入のRJワンステップバス(22-147)以来の新車となり、初のノンステップバスとなりました。

□日産ディーゼル スペースランナーRA(PKG-RA274PAN)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 新たな環境に優しい車両という事もあってか、石川県立図書館所蔵の「ほくてつ」にて、新環境技術「FRIENDS」に関する記述がありますが、こちらはRAへモデルチェンジされた時の内容に含まれますので、併せて記しておきます。

●モデルチェンジ
 新長期規制適合にあたり、エンジン設置方法が「横置き横倒し」から「縦置き直立」に変更されたRAにモデルチェンジされました。併せて多くの仕様変更が施されております。

・新環境技術「FRIENDS」採用
 超高圧噴射+尿素SCR触媒との組み合わせによる技術が取り入れられました。
・側面窓における、最後部分の固定窓化
 従来の固定方法とは異なり、接着式での固定方法が採用されています。
・フェンダーアーチの形状変更
 釣鐘形状から中型と同様の真円に変更されました。
・リアコンビネーションランプ
 日産"シビリアン"と同一の部品が採用されています。中型では既に取り入れられており、「シビリアンテール」と呼称されています。

 北鉄グループでは、後述するように重量車燃費基準を達成したPKG-RAからの導入となった為、ADG-RAは導入されていません。
●排ガス規制適合
 新長期規制適合に加え、重量車燃費基準を達成をしたため[PKG-]規制となりました。
○降車ボタン変更

 降車ボタンに関しては、従来タイプのものを踏襲していますが、握り棒や横向き座席の肘掛けにて、文字のみ点灯する「WS-240S」が、北鉄グループの一般乗合バスにおいて初めて採用されました。
 
 但し、この後に導入された車両はWS-260シリーズが採用されるようになった為、後にも先にもWS-240Sが採用された車両は、この時の3両のみに留まりました。
○車内レイアウト
 10年ぶりの長尺ワンステップバスとなりましたが、基本的な座席位置に関しては、同時期に導入されたノンステップバスに準じた構成となっています。



同車種の車内レイアウト

 降車ボタンの配置に関して、西工ボディのみ天井にボタンを取り付けるケース(例:東急バス㈱、東京都交通局など)が見受けられますが、北鉄グループバスに関しては一切天井に設置されておらず、握り棒設置の降車ボタンのみで完結しています。

車両の動向
 尿素エンジンを用いた新環境技術「FRIENDS」が採用された車両という事もあり、社内報「ほくてつ」でもその事が取り上げられる程でした。

 新製時から南部支所で活躍し続けていましたが、2019年頃より16-691が北鉄能登バス㈱へ、16-692が北鉄奥能登バス㈱へ移籍しました。16-693のみ孤軍奮闘している状態が続きましたが、2021年7月15日ダイヤ改正で遂に北鉄白山バス㈱へ移籍し、各車とも移籍先で活躍している現況となっています。

□日野レインボー(PB-HR7JHAE)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2006年9月に小松バス㈱(現:北鉄加賀バス㈱ 加賀営業所)に導入された分に関しては、管理人が確認できている点として、下記の内容が挙げられます。まずは前回導入された2000年11月導入分との比較となります。

○標準仕様ノンステップバス適合
 小松バス㈱(現:北鉄加賀バス㈱ 加賀営業所)の新車としては、初の標準仕様ノンステップバスとなりました。
○手すりカバー色の変更
 全て朱色カバーに変更されました。
○降車ボタン変更
 この年度に導入された車両としては珍しく、全箇所ともWS-260の採用となりました。




同車種の車内レイアウト
車両の動向
 小松バス㈱としては初の後期型HR(PB-HR7JHAE)となりました。現在でこそ「自社購入車=希望ナンバー」となっていますが、この時の導入より希望ナンバーが継続して採用されるようになりました。

□日野レインボー(PK-HR7JPAE)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2006年11月導入車に関しては、管理人が確認できている点として、下記の内容が挙げられます。
○改正標準仕様ノンステップバス適合
 2006年改正の標準仕様ノンステップバス適合を示す、緑ステッカーが貼り付けられました。
○ライト間の塗装変更
 黒色処理が廃止され、HRの流線形カラーとしては初となる"赤面"に変更されました。
○車内レイアウト
 横向き座席配置の優先席が、後側3人分となり、青いカバーが掛けられるようになりました。3人分に増加した背景には、2006年改定の標準仕様ノンステップバス適合に伴う変更とみられます。



同車種の車内レイアウト

車両の動向
 北鉄金沢中央バス㈱に配置されてからは、2両とも同所での活躍が続いていました。しかし、2020年4月ダイヤ改正で26-684が東部支所へ移籍し、2004年度に加賀白山バス㈱へ導入されたHRと共に、グループ会社新製投入のHRが本体で活躍するという光景が見られました。(現在は中央へ復帰。)

□日野ブルーリボンⅡ(PJ-KV234N1)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2006年9月導入車に関しては、管理人が確認できている点として、下記の内容が挙げられます。

○前扉上部分の塗装
 前扉の上部分の黒処理が廃され、扉全体が車体色と同一デザインとなりました。
 降車ボタンにおいて、当時の最新型であったWS-260、WS-262の組み合わせに変更されました。なお、こちらも西工ボディでは先陣を切っての採用となりました。



同車種の車内レイアウト


 2006年11月導入車に関しては、管理人が確認できている点として、下記の内容が挙げられます。

○乗降中表示機
 「乗降中」のみ表示された小型タイプが採用されました。同車種では今回導入車が初となりましたが、後にグループ内のジェイ・バス宇都宮ボディに長らく採用される事になります。
○車内レイアウト
 全体的に従来の北陸鉄道㈱の仕様に寄せられている傾向がみられます。但し、降車ボタンはその当時の最新のものが採用されています。



同車種(ノンステップバス)の車内レイアウト


同車種(ワンステップバス)の車内レイアウト


車両の動向
 9月導入分に関しては、3両とも北部営業所での継続的な活躍が確認できましたが、2020年11月には26-666が羽咋営業所(富来駐在)へ移籍し、終日活躍している様子を確認できています。

 11月導入分に関しては、ノンステップバスが金沢営業所、ワンステップバスが東部支所という分布でしたが、2014年冬より東部支所の26-689が金沢営業所へ移籍し、5年程度でその法則が崩れました。

□三菱ふそう エアロミディ(PA-MK27FM)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2006年11月導入車に関しては、管理人が確認できている点として、下記の内容が挙げられます。

○スモークガラス採用
 ふそうMKとしては初のスモークガラス搭載車となりました。
○車内レイアウト
・2005年11月導入分と比べ、優先席、握り棒設置のブザーがWS-262に変更されました。 ・ノンステップエリアが全面的に横向き座席となりました。



同車種の車内レイアウト



車両の動向
 加賀白山バス㈱に導入された後は、2018年8月新車導入まで同所での活躍が続き、その後は北鉄金沢バス㈱ 中央営業所へ移籍し、鶴ヶ丘住宅線をはじめ、稀に田中医大線[86]での活躍が見られました。

□三菱ふそう エアロスター(PJ-MP35JM)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2006年9月導入車に関しては、管理人が確認できている点として、下記の内容が挙げられます。

○保安灯火基準改正に伴う変更(2006年1月改正)
 題目の基準改正に伴い、ライトの配置を主に仕様変更がされました。 ・フォグランプが小型の仕様に変更。 ・リアバンパーに配置されていた補助ウインカーランプが、ウインカーランプの下部分に配置変更。
○後面の番号灯
 囲いが追加囲いが追加され、灰色処理となっています。

  
 ▲左:2005年11月導入車 右:2006年9月導入車(参考)
○降車ボタン変更
 優先席の肘掛のみの降車ボタンに対し、同様のデザインで押し部分が内側に窪んだWS-262に変更されました。
○側窓内側の縦桟
 従来の黒色処理から灰色処理(現行の室内色と同様)へ変更されています。

車両の動向
 ほくてつバス㈱北部営業所配置分に関しては、全車両とも同所での活躍が見られましたが、2020年11月に36-663が北鉄能登バス㈱ 羽咋営業所へ移籍しました。移籍当初は各車の差し替え要員として活躍している様子が見られましたが、2021年度より平日に継続して同一運用に就くようになりました。

 南部支所配置に関しては、2016年4月改正時に同所に新製配置されていた37-722と共に北陸鉄道㈱南部支所へ移籍し、本体在籍のPJ-MPという今までにない組み合わせが見られるようになりました。

 2019年11月にて、同年夏の新車導入の影響で北鉄能登バス㈱へ移籍しました。2021年4月時点では七尾営業所にて、ほぼ同じ轍を踏んできた37-722と僚車として活躍しているのを確認できています。

□三菱ふそう エアロスター(PJ-MP37JM)
変更点[●:メーカー側による仕様変更 ○:導入事業者側による仕様変更]
 2006年10月導入車に関しては、管理人が確認できている点として、下記の内容が挙げられます。まずは前回導入された2000年11月導入分との比較となります。

●右側側面最後部の固定窓
 固定窓が上部に小型化されました。2003年よりエンジンの仕様変更が実施され、エンジンルーム内のレイアウトが変更された事によるものです。
○窓桟の仕様変更
 2005年度以降導入のワンステップと同様、黒サッシ仕様に変更されました。ノンステップバスとしては初となりしました。
○降車ボタン変更
 右側側面側のみ、小型の固定窓が設置されました。但し、ワンステップバスと異なり、左側側面への設置はありませんでした。


 続いて前月導入分からの変更点は、次の内容が確認できています。

○リアの番号灯の囲い変更
 灰色からボディ色の赤色に変更されました。

  
 ▲左:9月導入車 右:10月導入車(参考)




同車種の車内レイアウト

車両の動向  
ほくてつバス㈱ 北部営業所に新製投入されてからは、特に移籍もなく継続して同所での活躍が続いていました。  
 
2020年9月より36-668が北陸鉄道㈱ 南部支所へ移籍し、PJ-MPノンステップが本体の営業所で活躍するという新鮮な光景が見られました。(翌年4月には北部営業所に復帰。)








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