2022.7.10更新(5R)


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   ★北鉄バス車両の社番
目次
 ・乗合バス

 ・貸切バス

 ・トピック


●乗合バス


①車両メーカー
 乗合バスに関しては、製造されたシャーシメーカー毎に区別されています。過去には体系が異なっていたものもありますが、現在では下記の通りとなります。

 0:国外産
 1:日産ディーゼル(大型)、いすゞ(全般)[1]
 2:日野自動車(大型)
 3:三菱ふそう(大型)
 4:日野自動車(小型)
 5:日産ディーゼル(小型)
 6:日野自動車(中型)
 7:三菱ふそう(中型)
 8:日産ディーゼル(中型)
 9:三菱ふそう(小型)

※2011年以降の新製導入および転入車に関しては、次に示す通りです。
 ・0:管理人側ではトヨタ製車両[2]での使用を確認。
   それ以外の車両に関しては不明。
 ・4~9:1~3での付与に変更された可能性が高いものと見解。

 [1]2000年以降に関しては、中古購入の16-478(SDG-LR290J1)のみ該当
 [2]2011年に中古購入の00-941、同年購入の「めぐーる」用の02-944、02-945が該当

②導入年
 初年度登録された年に関して、下1桁を示す方式となっています。[資料1]

③連番
 下3桁に関しては、0~999での通し番号が使わています。但し、2013年にループする際には、グループ各社独自の社番が用いられていたのを考慮してか、221からのスタートとなりました。

●貸切バス



※番号赤字はリアのみ表記

①所属会社表記
 側面でも判断できる一般路線車と異なり、所属会社が判明できるのはリアのみとなります。

 K:北鉄金沢バス㈱/北鉄加賀バス㈱
 H:北鉄白山バス㈱
 O:北鉄奥能登バス㈱
 N:北鉄能登バス㈱
 T:北陸鉄道㈱

②所属営業所表記
 北鉄白山バス㈱を除く金沢地区の場合、一般路線車と変わりは無いですが、乗合バスだと一部車両のみの貼り付けや皆無となる能登、加賀地区に所属する車両にも貼り付けられているのが特徴です。

 中:北鉄金沢バス㈱ 中央営業所
 本:北鉄白山バス㈱ 本社営業所
 加:北鉄加賀バス㈱ 加賀営業所
 小:北鉄加賀バス㈱ 小松営業所
 輪:北鉄奥能登バス㈱ 輪島営業所
 七:北鉄能登バス㈱ 七尾営業所
 西:北陸鉄道㈱ 金沢営業所
 南:北陸鉄道㈱ 金沢営業所南部支所

③連番
 2021年7月1日再編時点で貸切での使用を前提としている車両に対し、古い順から「001」を起点に割り振られています。再編時点では2020年10月導入の最新鋭となる「087」(もと10-169)がラストナンバーでした。

 定期観光バス(あるいは特急バス)用途に転用している車両、あるいは引退を予定している車両に関しては、再編前の社番をそのまま適用しているケースが見られます。[資料1]
 →[リンク]

 ※Firefoxで閲覧頂いている方は、上記[リンク]をクリックをする前に、
  トピックの「・貸切バスにおける社番表記の変遷」を展開頂くようお願い致します。



◆トピック
(詳細情報は項目名をクリックすると展開)
・貸切バスにおける社番表記の変遷 Update!!

 2021年7月1日実施の加賀地区でのグループ再編まで見られた貸切バス独自の社番体系は、当時を知るうめぽんさんによると、2006年に導入されたセレガを皮切りに適用されるようになったとの事です。制定後からグループ再編に応じて付番方法が変えられている事が窺えます。

 赤字は変更点を示します。

2006年制定時


①所属会社_数字表記
 0:ほくてつバス㈱
 1:北鉄金沢中央バス㈱
 2:加賀白山バス㈱
 3:加賀温泉バス㈱
 4:(無し)
 5:能登西部バス㈱
 6:能登中央バス㈱
 7:七尾バス㈱
 8:奥能登観光開発㈱
 9:北陸鉄道㈱

②導入年

③連番


2008年グループ再編時


①所属会社_英字表記
 社番の前にある2文字のアルファベットは、この時より設定されるようになりました。これに伴い、車体下部の社名表記が「北鉄グループ」に貼り替えられていきました。

 KC:北鉄金沢中央バス㈱
 KH:加賀白山バス㈱
 KO:加賀温泉バス㈱
 HB:ほくてつバス㈱
 HO:北鉄奥能登バス㈱
 HN:北鉄能登バス㈱
 HT:北陸鉄道㈱

②所属会社_数字表記
 1:北鉄金沢中央バス㈱
 2:加賀白山バス㈱
 3:加賀温泉バス㈱
 4:(無し)
 5:ほくてつバス㈱
 6:北鉄奥能登バス㈱
 7:北鉄能登バス㈱
 8:北陸鉄道㈱


③導入年

④連番

2012年グループ再編時
 この時が2006年に制定されて以来、この体系における最後の変更となりました。2022年3月現在においても、この社番体系のまま残っているケースが、一部車両で見られます。



①所属会社_英字表記
 北鉄金沢バス㈱用の「HK」が新たに設定されました。

 HK:北鉄金沢バス㈱
 KH:加賀白山バス㈱
 KO:加賀温泉バス㈱
 HO:北鉄奥能登バス㈱
 HN:北鉄能登バス㈱
 HT:北陸鉄道㈱

②所属会社_数字表記
 再編された北鉄金沢バス㈱に関しては、再編前の番号をそのまま引き継いだ為、各営業所で付番方法が異なるようになりました。

 1:北鉄金沢バス㈱ 中央営業所
 2:北鉄金沢バス㈱ 野々市営業所/加賀白山バス㈱
 3:加賀温泉バス㈱
 4:(無し)
 5:北鉄金沢バス㈱ 北部営業所
 6:北鉄奥能登バス㈱
 7:北鉄能登バス㈱
 8:北陸鉄道㈱

③導入年

④連番
 2005年制定時からカウントされていた連番は、最終的に2020年10月に導入された「169」まで到達しました。

・七尾バス㈱独自の社番体系

 2008年3月末まで七尾地区の路線を受け持っていたグループ会社、七尾バス㈱では、2002年から2006年まで独自の社番体系が用いられていました。なお、設立当初から2002年までは登録ナンバーをそのまま社番としていました。[資料2] 2006年夏よりグループ統一の連番が各社で使われ始めたことにより、同社でもこれ以降の新車、および転入車で適用されるようになりました。(七尾バス㈱で初めて統一の連番が使われたのは、2006年2月に導入された貸切バス76-081)[資料3]

 2008年4月に北鉄能登バス㈱へ合併された際、従来の独自社番を用いていた車両も、北鉄グループ共通の連番に変更されました。



①車両メーカー
 七尾バス(株)に関しては、車両サイズを問わず、メーカー単位のみで分類されていました。

 1:日産ディーゼル
 2:日野自動車
 3:三菱ふそう

②導入年
 初回登録された年、あるいは事業者へ納入された年に関して、下1桁を示す方式と見解しています。

③連番
 下2桁に関しては、2002年に導入された[3201]を皮切りに、最終的に[1612]までの12両が適用される形となりました。これは貸切/乗合用途問わずに同一の連番方式が採用されていました。

   ★北鉄バス車両の所属表記
目次
 ・所属車庫の表記

 ・位置

 ・フォント


●所属車庫の表記
 金沢地区を走る北鉄バスの路線バスには、前扉の横やリアに「西」といった表記が貼られています。特に最近では貸切車両にも同じような1文字が見られるようになりました。

・西:北陸鉄道(株) 金沢営業所
・東:北陸鉄道(株) 金沢営業所東部支所
・南:北陸鉄道(株) 金沢営業所南部支所
・中:北鉄金沢バス(株) 中央営業所
・北:北鉄金沢バス(株) 北部営業所

・輪:北鉄奥能登バス(株) 輪島営業所
・飯:北鉄奥能登バス(株) 飯田支所
・七:北鉄能登バス(株) 七尾営業所

 金沢営業所が「西」となっているのは、かつて西部営業所と名乗っていた名残です。また、県外高速バスに用いられている車両は、基本的に所属表記が貼られていません。

 能登地区の一般路線車に関しては貼り付け車両が皆無ですが、北鉄能登バス(株) 七尾営業所に関しては、復刻カラーが施されている車両のみ貼り付けられています。

 貸切車ではグループ内全営業所に対して貼り付けが行われており、乗合バスでは見られないような表記も見られます。貸切車のみ見られる表記は、次の通りです。

・羽:北鉄能登バス(株) 羽咋営業所

・本:北鉄白山バス(株) 本社営業所
・小:北鉄加賀バス(株) 小松営業所
・加:北鉄加賀バス(株) 加賀営業所



水色の丸で囲った一文字の表記が、所属車庫を示す表記です。

●位置
 貼り付け位置に関しては、先述した通り側面(基本的には両側面の前輪の前)とリアの合計3箇所が基本となっています。但し、県内特急バスに関してはリアに貼り付けられるケースは見受けられません。以下の表をご覧になられた方が、理解しやすいかと思います。


側面リア備考
一般路線バス北鉄白山バス㈱を除く金沢地区全般
ラッピングバス
(一般路線バス)
側面は2019.11施工分より、社号横に貼り付け
県内特急バスなし能登方面特急バスに充てられる一部車両のみ
県外高速バスなしなし
貸切バス

 北鉄金沢バス㈱ 中央営業所では例外ケースがあり、県外高速バス用(富山線)に導入された38-392のみ、県内特急バスと同じ様式で貼られています。



金沢地区ではラッピングバスも含め、リアにも所属表記が見られます。

●フォント

 2005年度以降に導入された新車に限った内容となりますが、次に示すような分類が可能です。

丸文字
 日野製新車、および県内特急バス用全般に貼られているタイプです。このほか、ラッピング解除や移籍で貼り替える際には、2018年後半からはメーカー問わず、基本的にはこのタイプが貼られます。

 2019年頃に施工された路線バスのリア、および2021年頃に貸切バスに貼り付けられたものに関しては、全てこのタイプとなっています。


側面貼り付けの表記

リア貼り付けの表記

角文字
 ふそう製路線車の新車に貼られているタイプです。北陸鉄道㈱に限り、2018年前半までに貼り替えを施工したふそう製の路線バスで、このタイプで貼り替えたケースが少数ながら存在します。

・2018年前半までにラッピング解除された車両
 例:39-866
・北陸鉄道(株)への移籍時に貼り替えた車両
 例:37-72231-932


 北鉄金沢バス(株)に配置されたエアロスターは、2013年度新車より貼られるようになったため、同社においてこのタイプは少数と言えるでしょう。


前扉横貼り付けの表記


 
 [資料1] a b BJハンドブックス V107 北陸鉄道
 [資料2] バスマガジン Vol.1 ㈱講談社ビーシー発行
 [資料3] バスラマインターナショナル 117 ㈱ぽると出版発行

 
 作成にあたり、うめぽんさんより貸切バスの社番に関する基礎的な情報をはじめ、2006年制定時からの変遷などご教授頂きました。
 
 


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